ラテラルロットのブッシュは強化
強化ブッシュの中で自分の場合一番に強化するのはラテラルロットのブッシュです。
これを交換するとリアサスペンションの横剛性が上がりクイックになりドリフトの時のリアのスライドコントロールがしやすくなります。
失敗した時にも「おつり」と呼ばれる振り返しが小さく済みます。リアの挙動がリニアになるって感じでしょうか?無駄な動きがなくなります。何より一番嬉しいのが、このブッシュは安いのです!!
(AE86のものでセット2800円 *1998年当時)しかもホーシング側だけなら14mmのスパナが有ればプレスなどの特別な工具がなくても誰でも交換できます。
ホーシング側のみの交換でも効果は体感できると思います。
ハチロクの空気圧は低めに
普通の車では標準の空気圧が2.0kg/cmくらいですよね。人によってはレスポンスアップのために2.2kg/cm位にしている
人もいるかといます。
しかしハチロクは車重が軽く、しかも最近のFF車に比べると
前後の重量配分が良いので 1輪当たりの荷重軽が軽くなっています。結果、
空気圧を上げすぎるとハネの原因になってしまいます。
特に扁平率が70などのタイヤは60などに比べてハネが大きいと思います。
私の場合は185/70R13で1.9kg/cmくらいが気に入っています。
公開するか比較的迷ったのですが大公開します。 レースでベストタイムを出した時の空気圧は215/50/15で1.4kg/cmでした。
ブッシュは交換
ハチロクは古いのでブッシュがかなり傷んでします。
それを全部交換するだけでもずいぶんと乗り味やサスペンションのレスポンスは良くなると思います。
そしてどうせ変えるなら強化ブッシュにしましょう。
全部と言わなくても自分の気になる部分から地道にやりましょう。
ブッシュ一つ一つは安いし、部品外して圧入頼むなら大した金額にはなりません。
プレス台を作れば自分で出来ますし。
タイヤサイズ
タイヤのサイズは私の場合外径が出来るだけ小さくなるようにします。
と言うのもタイヤ径が小さいと加速が良くなります。
それより重要なのがブレーキに負担が掛からなくなるのです。
ブレーキに余裕があると、微妙なコントロールがしやすくなるので、
ブレーキングポイントを奥まで持っていけます。
参考のためタイヤの理論外径の式を書きます
Ix25.4+WxP/100x2
I=ホイールのインチ数 W=タイヤの幅 P=扁平率
185/60R14の場合
14x25.4+185x60/100x2=577.6mm
でAE86に丁度良いですがスターレットにはちょっと大きいくらですね。ちなみにレースで使ったサイズだと
Ix25.4+WxP/100x2
I=ホイールのインチ数 W=タイヤの幅 P=扁平率
215/50R15の場合
15x25.4+215x60/100x2=636mm
でかなり多くブレーキの負担も大きかったので大径ブレーキを使っていました。
N2などで使っていたタイヤはサイズ表記がちがい
タイヤ幅[mm] - タイヤ外経
[mm] − ホイール外径
[インチ]
フロント |
225-585-15 |
リヤ |
250-585-15 |
このように外径585mmと幅の割に小さい物が使われていたようです。
リミッターカット
これはコンピューターへ行っている速度信号の線を抜く(切る)だけで簡単に出来ます。
コンピューターのふたを開けると"SPD"と基盤に書いて有るので、
その線を外して下さい。確かメーター側の線を外しても出来ます。(近々調べて書きます)
リミッターを切った後はたまにエンジンチェックの警告灯が付きますが、今の所問題は起きていません。
エンジンオイルについて
コレはノーマルや傷んだエンジンの場合かもしれませんが、ハチロクのエンジンオイルは50番を使いましょう。
私の場合はっきりと違いが解りました。多分傷んでクライアランスが大きくなった所を高粘度オイルがカバーしてくれるのだと思います。オイルは0W50〜15W50まで色々有りますが、
寒いときは下が10Wとか5Wとかを使うといいと思います。
もしセルが元気に回る車なら、アイドリングでエンジンを暖めてから
走る限りは別に気にしなくても良いと思います。
60番だともっと調子良いかもしれないですね。
レースでは粘度だけでなくオイルのグレードも高いものを使いました。4AGはオイルの温度が物凄く上がるので高温時に油膜切れが起こると即エンジンに傷を入れてしまうことになります。グレードの高いオイルは油膜保持性が高いので高負荷の高温時など過酷な状態でエンジンを守ってくれます。
LSDのシムを作る
LSDのシム、高いものではないのですけど取り寄せるのが面倒ってありますよね。
そんなとき、ホームセンターとかに行って0.2mm位のステンレス板を探して、
自分で切って作りましょう。
台所用品の所とかにありがちですね。私はストーブの煙突に目を付けています。
既存シムでは対応していないような微調整にも使えますし、もうヒト押しシムを入れてイニシャルトルクを上げたい場合も自作シムは活用出来ます。
車高は下げすぎない
ハチロクの車高を下げすぎると、なんかピーキーになります。
原因はリアのアッパーアーム。
これが異様に短いので車高を下げすぎると角度が付きすぎて自由が利かなくなります。
ですからリアはフェンダーがタイヤに掛からない程度にとどめておきましょう。
どうしても下げたいならアッパーアームを延長してその分支点を移動してください。
そうすると車高が下がってもリンクの自由が奪われる事は少なくなるでしょう。
なーんて言いながら2005年には超車高短&リア車高調システムつくっちゃいましたよ。リアのスプリングのアッパー部分のフロア切り抜いて室内にスプリング突き抜けてるやつ。リンクは5リンク全て元の位置から支点変更してます。
実はすでに2台作っていたりします。
ブレーキパットの面取
ブレーキペダルの浪打ち
に悩まされたら、まずブレーキパッドの面取りをしましょう。パッドのローターに当たる面の角を無くするのです。
しかしこれがまた、いざやろうとすると意外に良いヤスリが無かったりします。
しかし皆さん下を見て下さい、そう道路の舗装、
これが意外にぴったりなヤスリになります。
舗装道路でごしごし、いい感じに面取りが出来ますよ。
油温を管理しよう
ハチロクのエンジン4AGは油温の上がりやすいエンジンらしいです。
エンジンオイルは140度を一度でも超えるともう使用できません。
140度を超えたオイルで全開に回すと油膜切れでエンジンの内部至る所に傷が付きます。大抵はメタルが逝きます。
ですから一度油温をあげてしまったらオイル交換するまでは全開禁止です。
そして出来ることなら油温計を付けて監視したいですね。
さらにオイルクーラーを装着すると良いでしょう。
オイルクーラーは一般的に13段くらいが良いようです。小さいものでは冷却効果が足りない感じがします。
リアドライブシャフトを抜く
リアのドライブシャフトってスライディングハンマーが無いと
なかなか抜けない事がありますよね。
でも私は良い方法をしっています。リアブレーキを外してベアリングを止めているナットを4個取ったら、
もう一回タイヤを付けます、そしてホイルナットを2個付けます。
そのときナットは2〜3回位しか回しません。
これでタイヤがスライディングハンマーになります。
普通なら2〜3回タイヤを思い切り引っ張ってやればシャフトは抜けると思います。それで抜けない場合はベアリングが錆びてくっついているか、
シャフトが曲がっている等で簡単には抜けない状態かもしれません。
こういうときに無理をすると、ねじ山を痛める可能性がありますので、ほどほどに。
関連事項
クラッチはノーマルで良し
ハチロクはパワーも無いし履けるタイヤもせいぜい205、
だからクラッチなんかノーマルで十分。
金掛けて200馬力以上出している人とかは強化が必要かも知れないけど、
一般的なハイカムハイコンプチューンくらいならノーマルでいいと思います。
ショップでクラッチ強化を薦められたら私はそのショップは疑っちゃいます。
その後ですが、215のSタイヤなんか履いて200馬力付近の1万回転回るエンジン使っても普通のクラッチでホイルスピンさせられました。まぁ、クラッチの減りは早かったですが、メタルクラッチを使っている人はクラッチの繋がりが急激なためかミッション、デフを破壊しクランクまで折った人がいました。せいぜい強化クラッチ程度に収めないと至る所を壊すようですね。
ブレーキのエア抜き
ブレーキのエア抜きもやれば自分一人で出来ます。
一人でやるときの一番の問題がエアの逆流ですね。
それを防止するためにはブリーダーに付けたホースをそのままたらさずに、
一度ブリーダーよりも高いところまでもって行ってから垂らします。
そうするとエアは高い所ろに行きますからブリーダーまでは戻りません。
私はホースを2m位に長めに買って来て、サスをくぐらせてからホースをたらします。
そうするとエアはサスの方に上がって行くので逆戻りしません。
右側のエア抜きの時はホースが見えるのでエアが抜けたか見えますが
左側はホースが見えないのでエアが抜けたかわかりずらいです。
そこで今度は左側のエア抜き用に5〜6mのホースを買って来ようと考えています。
5〜6mも有れば運転席から見える所までホースを引っ張て来られるのでエアが抜けたか見ながらエア抜きで来ますよね。
火を噴くマフラー
ずばり触媒を抜きます。触媒を車から外して中身をつつくと白い軽石みたいなモノが破壊されて出てきます。意外と簡単に出せます。これによって触媒による排気抵抗が軽減されます。それとマフラーから火を吹きやすくなります。燃費も多少良くなったような気がします。
作業時には触媒の前後と排気音センサーのガスケットボルト(焼けていて折れやすい)を用意して作業しましょう。
失敗すると排気漏れ漏れ爆音マフラーになります。
キャリパーオーバーホール
キャリパーのオーバーホールですが、やっかいなのがピストン。
これがなかなか抜けません。工場では圧縮エアを吹き込んで抜くそうですが私にはコンプレッサがありません。
ここで仕方ないのでキャリパーを一カ所だけ外してブレーキを何回も踏みます。当然ピストンはどんどん出てきて抜けます。両方いっぺんにやろうとすると、
片方は抜けるがもう一方が抜けないなんて事もあると思いますので
片方ずつやりましょう。
何か挟み物をして片方のピストンが出てこないようにすれば
それはそれで良い方法だとおもいます。
注意点はブレーキオイルを大量に使いますので2〜3リットル用意する事と、ピストンが抜けると同時に大量のブレーキ油が出るので受け皿を用意することです。
それとオーバーホール後にピストンを組む時は耐ブレーキ油性のあるグリスを
きっちり塗り、錆び防止のためにブーツの中にもグリスを入れておきましょう。
このグリスがないとキャリパーが熱を持った時にピストンとシールのゴムがくっ付いて ピストンが
全く動かなくなってブレーキが効かなくなります。
大袈裟な事を言うと思うかも知れませんが本当にブレーキが効かなくなった事がありました。
GTのシートは交換
自分が最初に乗ったハチロクのグレードはGTでした、リアブレーキがドラムブレーキタイプ。
そのシートですが絶対に取り替えましょう。APEXの物でも全然違います。
GT純正はホールドが悪いのは勿論ですが、ひじがシートバックに当たってシフトチェンジしずらく、いつのまにか不自然なドライビングポジションになってしまいます。
私は解体屋でAPEXのシートを買い取り替えましたが交換後とても乗りやすくなりました。
是非お試しを。
ミッションオーバーホール
この間買ってきた中古ミッションが壊れました。
所詮中古と言うことでしょうか。しかし私はうろたえません。
中古ミッションを買ってきた本当の目的はオーバーホールだったからです。
そう、ミッションが2機あると降ろしてあるミッションが
ゆっくりメンテナンス出来るわけです。
ミッションを降ろすだけでも結構な時間が掛かるしオーバーホールともなるとさらに時間が掛かります。
はっきり言ってミッションを降ろしてオーバーホールして積んで、この作業を1日でやるのは不可能でしょう。
だいいちミッションの部品の手配にも時間が掛かります。
と言うわけでこの間降ろしたミッションのオーバーホールとなった訳です。
オーバーホールに当たって以下のものを用意しましょう。
- ミッションオーバーホールキット (ガスケット等の小物セット)
- 液体ガスケット(オーバーホールキットには入っていません)
- オイルシール (メインドライブシャフト用とアウトプットシャフト用のもの 弱っている可能性も高いしオーバーホール時に痛める可能性も高いです)
- 灯油 (ミッションを洗うのに使います。)
- スナップリングプライヤー (ミッション内部には沢山のスナップリングがあります)
- ギヤプーラーと延長用穴あき鉄平板 (ベアリング等を抜くのに使います。たたいて抜こうとしても絶対に抜けません)
- 大きめのハンマー(プーラーと併用します)
で、オーバーホールに掛かります、次々にボルトを外して、
ハンマーで軽くたたくと簡単に開きます。
アウトプット側のケースを開ける時に、
スピードメーター用のドリブンギアを抜いておく事くらいがポイントでしょうか?
それでもなおかつシフトフォークの所ろが厄介ですが私はいじっているうちに外れたためコツなどを伝授する事は出来ません。まぁなんとか外れるでしょう。ベルハウジング、アウトプット側ケースを外したら真ん中のギアボックスのねじを外すと二つに割れギアが見えたと思います。ギアはまずカウンター側から外します、そうしないとインアウト側がシフトフォークに引っかかり抜けません。そしてインアウト側を外すとイン側とアウト側が抜けて分離するはずです、
その時ベアリングのローラーの様なものがバラバラ落ちてきますが大丈夫、元々バラバラなものです。
さてここからが本番スナップリングを外しベアリング等をプーラーを掛けて抜くのですが、プーラーだけでは力不足なのでプーラーで引っ張っておいてハンマーでたたく、またプーラーで引っ張る。
これを繰り返すとそのうちに抜けます。
まぁ、この作業だけで1日は覚悟して掛かりましょう、、、と言うのも全部をばらすときの話でして、
今回全部のベアリング、数にして11個交換したのですが
新品を取り寄せて比較してみると、
弱っているのは結局メインドライブシャフトのベアリングと問題のバラバラベアリングのみでした。全部交換すると4万近いベアリングですが、この二つのベアリングだけの交換とオイルシールガスケットキットだけなら1万少々で可能でしょう。他にギアの入りが悪い人はシンクロの交換。一カ所2千円ちょっと。ギア抜けのする人はハブスリーブ、、、4千円くらいだったかな?しかし不幸な事に一番痛みやすい2速のシンクロ。ハブスリーブ交換には全部のギアを抜かなくてはならないのです。1日覚悟しましょう。あとは打ち込み組立ですが、ベアリングの打ち込みはシャフト側の押さえには。当て木などをして潰れるのを防ぎつつ鉄パイプ等を使って丁寧に打ち込みましょう、
私は打ち込むベアリングをバーナーであぶって熱膨張させて入れました、何も叩かなくてもすっぽり入ります。
でも本当はバーナーであぶると強度が落ちるので極力やらないほうが良いでしょう。あとバラバラベアリングはグリス等でくっ付けて組むと何も問題なく組まさります。
大まかですがこんなものです。
実際はプレス台と、2トン位の垂直に上がるタイプの油圧ジャッキがあると
ギアの打ち抜きが上手くいきます。今回の方法はプレスが使えない時の非常手段ですね。
質問は掲示板に書いてくれれば返答と併わせて本文も書き換えるつもりです。
ハチロクは振り切って180km/h
車のメーターって振れば振るほど甘くなり誤差が大きくなるものですが、ハチロクの場合の私の目安。
180km/h振って大体160km/h、振り切ってやっと180km/hですね。
回転数とギア比で計算した結果ですけど。
だからメーターで180km/hでリミッターが利かないのは正解。リミッターは壊れていません。メーターが振り切る位でやっとリミッターが利きます、これが大体正確な180km/hでしょう。4速レブリミットくらでしょうね。
ミッションは二つ持つ
ハチロクのミッションは弱いのか乱暴に扱われていたものが多いのか、
とにかく抜けたり入りが悪かったり余り良いものがありません。
それに素早いシフトをするならミッション自体が消耗品です。だから常時良いコンディションのミッションを持っていたいです。1日でミッションおろしてオーバーホールして積むって言うのは不可能でしょう。
だから暇な時にゆっくりメンテナンス出来る様に予備のミッションがあると良いですね。慣れるとミッションの積み替え自体は1時間半で出来ますよ。
ハチロクは200km/h対応
自分が以前乗っていたハチロクの最高速度は5速7400回転だったと思います。計算上220km/h位になります。回転計は点火数をカウントしているので誤差はほとんどないと思うのでギア比とタイヤ径で計算した数字は間違えないと思います。
この速度を出した仕様はエンジンはノーマルなのです。普通と違う所があるとすれば、思うのはやはりボディーの強度でしょう。無敵のボディー強度のため200km/h以上出しても止まれる安心感があるのと、絶対的にコーナリング速度が高いく立ち上がりも有利なためパワーがなくても十分速度を乗せられるのです。
自分としてはハチロクは車重が軽いためエンジンパワーはノーマルでも十分と思います。
「ツボ」はやはり弱っているボディーのキャパでしょうね。
チューニングパットの方が減らない
私はブレーキパッドはのノーマルで使い続けていました。
ハチロクのブレーキは弱いです、でもブレーキが赤くなるまで走り続けても、
ちゃんとブレーキが効いてくれます。何故かフェードしません。ブレーキが効かん!!
と言うのは大抵がフルードのエアです。これもエアがかむ度にエア抜きしていると、
何故かエアが噛みにくくなります。
ブレーキパットをしょっちゅう減らしてしまう私にとっては
ノーマルの安さが魅力的と思っていました。しかし部品共販が開いていなくて
苦し紛れにかったウインマクスのパットは値段も9千円くらいでノーマルと大差ないし、
今までのノーマルパットはローターが赤くなると急激に減っていたのに
ウインマックスは全然減らないのです。
コストパフォーマンスはノーマルの倍以上でしょうね。
それに高速域からのブレーキの効きも良いですしね。
ノーマルでも十分ですけど、減らないのはチューニングパッドみたいですね。
リアシート裏の四角い穴は要補強
2ドアのハチロクの場合、リアシートの裏のトランクとの間にでかい四角い穴って有りますよね。
あそこって補強の”ツボ”かも知れないです。
長年以前に乗っていたハチロクとの差に悩んでいた私ですが
前のハチロクで入れて今回入れていない補強が一つ有りました。
それがリアシート裏だったのです。この間ひらめきで入れてみたらあら不思議。
いきなりリアのフィールが凄く良くなりました。
リアタイヤの状況が良く解るって感じですね。
ジャッキアップした時もねじれがなくなったらしく、
ドアが普通 に開け閉め出来るようになりました。みなさんぜひ補強して下さい。
錆びたらどうする
ハチロクは錆びますね。
買ったとき錆びていなくても後で錆びたり、買ったときから実は錆びていたり。
でも大丈夫。まずは錆びを徹底的に取ります。穴が空いてもOK、
さびが残っているとまた錆びますので綺麗な鉄が出てくるまで多めに削ります。
そして後はパテで十分。余りに大きな穴の時は裏から鉄板を当てて
点つけ溶接を数箇所します。
全周溶接すると全体的に歪んで大変なことになります。
鉄は火を入れると普通よりも錆びやすくなりますので、
出来ればパテだけで済ませましょう。
パテでは強度が不足するのではと思うでしょうが大丈夫。
パテは弾性がほとんど有りませんので、持ちきれないほど力が掛かっているのなら、
簡単に剥がれます。
剥がれないと言う事は十分と言うことです。
剥がれたら前述の裏板を当ててください。
そしてどうしても強度不足が気になるなら、何か別の補強を考えてください。
錆びの小さな穴を幾ら完全に修復しても強度と言うのは
そんなに変わるものでは有りません。
その強度不足はボディーのヤレでしょう。根本的な補強が必要ですね。
インチキブレーキパット
ブレーキパットが中途半端に余っている事ありませんか?片側だけが何セットかあるとか。両面が同じパットでしか出来ませんが、私が思いついたのはその中途半端なパットを上手くつかう方法。同じ銘柄のパットを両輪の外側、もう一つの銘柄のパットを内輪がといった感じで、両方のタイヤに振り分けてやれば左右でブレーキの利きが違うと言った事がなく中途半端なパットが使えますよね。以外と悪くない技じゃ無いですか?
リアキャリパーピストンの回し方
リアキャリパーのピストンを回すのに苦労した人いませんか?結構堅くなっていて回しずらいんですよね。そんな時に良い道具。
パイプレンチっていう道具があります。それでピストンの頭の部分をつかまえて回すと簡単に回っちゃいます。
ブッシュはギアプーラーで抜き入れできる
ブッシュってプレスがないと抜けないですよね。でももっと簡単な道具で抜けるんです。ギアプーラーっていう道具知っています?2本の爪の間にネジが出っ張ってくる用になっていてギアとかプーリーとか抜く道具なのですが、それを使うとブッシュが簡単に抜けたりします。入れるのはちょっと難しいですけど、やれば出来ると思います。プーラー自体そんなに高くないので一つ買って置くと色々使えるかもしれませんね。
キャリパーピストンの戻し方
キャリパーピストンの簡単な戻し方。
C区クランプと言う道具があります。C型に物を挟んでネジで締められるタイプ。
100mmと言うサイズの物を使えば大抵のピストンは簡単に戻せます。
ピストンを戻すとブレーキオイルが戻ってタンクから漏れることがあるので注意して下さいね。